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富山で副業を始めるには?データでわかる現実的な始め方とおすすめの3つの方法

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松波 達彦

現役WEBエンジニア/株式会社iRoha

富山で副業を始めるには?データでわかる現実的な始め方とおすすめの3つの方法

はじめに

「副業って、東京とか都会に住んでいる人の話でしょ?」

「富山みたいな地方だと、案件も少ないし無理なんじゃないか」

そう思っている方は多いのではないでしょうか。

しかし、インターネット環境さえあれば、富山からでも全国のクライアントを相手に副業ができる時代になっています。この記事では、感覚論ではなく公的な統計データをもとに、なぜ今が副業を始めるタイミングなのか、そして再現性の高い副業3選を具体的にお伝えします。


データで見る「副業」の今

副業をする人は5年で60万人増えている

総務省の「令和4年就業構造基本調査」によると、副業がある有業者は305万人で、5年前(平成29年調査)と比べて60万人増加しています。さらに、副業を希望している人は493万人にのぼります(総務省統計局「令和4年就業構造基本調査 結果の要約」より)。

つまり、「副業をやりたい」と考えている人自体は、実際に副業をしている人よりもずっと多いということです。

副業の時給は上昇している

パーソル総合研究所の「第四回 副業の実態・意識に関する定量調査」(2025年10月発表)では、正社員の副業実施率が11.0%と過去最高を更新し、副業を容認する企業の割合も64.3%まで上昇しました。副業の平均時給は3,617円で、前回調査(2023年)から24%上昇しています(パーソル総合研究所「第四回 副業の実態・意識に関する定量調査」より)。

企業の副業容認が進み、単価も上がっている——副業を取り巻く環境は、追い風が吹いている状況だと言えます。

副業の収入は「どれくらい」が普通なのか

労働政策研究・研修機構(JILPT)の調査では、副業をしている人の月収は「5万円未満」が合計71.4%を占め、「大きく稼ぐ」よりも生活の足しになる程度の副収入を得ている人が大半であることがわかります(労働政策研究・研修機構「副業者の就業実態に関する調査」より)。

いきなり大きな収入を目指すのではなく、まずは月数万円の副収入を安定して得ることを最初のゴールに設定するのが現実的です。

データで見る副業の実態(全国)

正社員の副業実施率

11.0%が副業を実施
  • 副業をしている11.0%
  • していない89.0%

出典:パーソル総合研究所「第四回 副業の実態・意識に関する定量調査」(2025年8月、正社員n=38,766)

副業をしている人の月収分布

  • 3万円未満27.3%
  • 3〜5万円未満16.8%
  • 5〜10万円未満27.1%
  • 10〜15万円未満11.7%
  • 15万円以上・不明17.1%

出典:労働政策研究・研修機構(JILPT)「副業者の就業実態に関する調査」(調査シリーズNo.231、副業者n=9,299)

富山県でも「地方×副業」の実例がある

「副業はやっぱり都会の話」と思われがちですが、富山県内にも具体的な動きがあります。南砺市は2018年度から「副業」応援市民プロジェクトを商工会と共同で実施し、都市部人材を対象とした募集に97名の応募があり、うち12名が採用されました(日本経済新聞「副業希望者 都市から呼び込み 富山県南砺市」より)。

これは「都市の人材が地方企業で副業する」流れですが、裏を返せば地方在住者がスキルを身につければ、都市部の企業からも仕事を受けられるということでもあります。副業に地理的な制約は、以前ほど大きくないのです。

筆者の経験から

私自身、富山を拠点にIT関連の仕事をしていますが、クライアントの多くは県外です。「富山にいるから仕事が来ない」のではなく、「スキルと発信の仕方次第で、どこにいても仕事は取れる」というのが実感です。


富山で副業をする上での現実的なメリット

1. 生活コストを抑えながら挑戦できる

富山県の最低賃金は2025年10月から時間額1,062円(前年比63円引き上げ)です(富山県「富山県の最低賃金について」より)。都市部と比べて生活コストを抑えやすい分、副業で得た収入がそのまま可処分所得として積み上がりやすいという側面があります。

2. 通勤時間が短く、可処分時間を作りやすい

車社会の富山は都市部に比べて通勤ラッシュのストレスが少なく、退勤後や休日にまとまった時間を確保しやすい環境です。

3. スキル系の副業は「地方だから不利」がほぼない

後述するWeb制作やLINE構築、ライティングといったパソコン1台で完結する副業は、クライアントとのやり取りがオンラインで完結するため、居住地による不利がほとんどありません。


再現性の高い副業3選

ここからは、特別なコネや初期投資がなくても始めやすく、かつ継続的な収入につながりやすい副業を3つ紹介します。

副業始めやすさ半年〜1年の月収目安必要なスキル
LINE公式アカウント構築代行★★☆☆☆3〜10万円基本設定の理解、デザインツールの操作
ホームページ制作(Web制作)★★★☆☆3〜15万円HTML/CSS、AIツールの活用
生成AIライティング・SNS運用代行★☆☆☆☆2〜8万円文章力、ChatGPTなどのプロンプト設計

1. LINE公式アカウント構築代行

富山県内には、まだLINE公式アカウントを開設していない、あるいは開設したものの活用しきれていない飲食店・小売店が数多くあります。リッチメニューの設計やあいさつメッセージの設定など、基本を押さえれば個人でも代行できる領域です。

始め方のステップ

  • LINE公式アカウントの管理画面の使い方を学ぶ
  • 自分自身でテスト用アカウントを作り、リッチメニューを作成してみる
  • 知人の店舗や、クラウドソーシングで小規模案件から実績を作る

具体的な開設手順やリッチメニューの作り方は、LINE公式アカウントの開設から運用まで:初心者向け完全ガイド公式LINEリッチメニューの作り方完全ガイドで詳しく解説しています。

2. ホームページ制作(Web制作)

「地域名×業種」で検索されたときに見つけてもらうためのホームページ制作は、依然として需要の大きい分野です。特に富山県内は、ホームページを持たない個人店・中小企業がまだ多く残っています。

始め方のステップ

  • HTML・CSSの基礎を学ぶ(2〜4ヶ月が目安)
  • 模写コーディングで練習し、ポートフォリオを作る
  • クラウドソーシングや知人経由で最初の案件を受注する

未経験からのより詳しいロードマップはプログラミング未経験から副業で稼ぐまでのロードマップ、ローカルSEOの考え方は個人店こそホームページを持つべき理由で解説しています。

3. 生成AIライティング・SNS運用代行

ChatGPTなどの生成AIを使いこなせれば、ブログ記事の下書きやSNS投稿文の作成を効率的に代行できます。地元企業には「発信したいけれど手が回らない」というニーズが根強くあります。

始め方のステップ

  • ChatGPTの基本的なプロンプトの書き方を学ぶ
  • 自分のSNSや模擬案件で投稿文・記事を作成してみる
  • 生成した文章を人の目で必ず確認・修正するプロセスを身につける

具体的な活用例は中小企業がChatGPTをビジネスで活用する具体的な方法10選で紹介しています。


副業を始める前に確認すべきこと

就業規則を確認する

会社員の場合、まずは勤務先の就業規則で副業が許可されているかを確認しましょう。近年は容認する企業が増えているとはいえ、依然として許可制・届出制の会社も少なくありません。

確定申告のルールを理解する

副業の所得(給与所得を除く)が年間20万円を超える場合は、原則として確定申告が必要です。開始前に、経費として計上できるものや帳簿のつけ方を確認しておくと安心です。

いきなり本業を辞めない

副業はあくまで「本業と並走させながら試す」もの。収入が安定するまでは、本業を辞めずに小さく始めることをおすすめします。


まとめ

  • 副業をしている人は5年で60万人増加、副業の平均時給も上昇傾向(総務省・パーソル総合研究所調べ)
  • 富山県内でも「地方×副業」の実例があり、地理的な不利は縮小している
  • 再現性の高い副業は「LINE公式アカウント構築代行」「ホームページ制作」「生成AIライティング・SNS運用代行」の3つ
  • 始める前に就業規則・確定申告のルールを確認し、小さく始める

大切なのは、今日から小さな一歩を踏み出すことです。


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