はじめに
「ChatGPTがすごいらしい」
「でも、仕事でどう使えばいいかわからない」
「使ってみたけど、うまく活用できていない気がする」
ChatGPTは2022年11月のリリース以来、急速に普及しました。しかし、実際にビジネスで活用できている人はまだ少数です。
この記事では、今日から実践できるChatGPTのビジネス活用法を10個、具体例付きで解説します。
ChatGPTとは
基本的な説明
ChatGPTは、OpenAIが開発した対話型AIです。人間と自然な会話ができ、質問に答えたり、文章を作成したりできます。
無料版と有料版
- 無料版(GPT-3.5):基本的な機能が使える
- 有料版(GPT-4 / Plus):月額20ドル、より高精度な回答
まずは無料版で試してみて、必要に応じて有料版を検討しましょう。
活用法1:メールの下書き作成
こんな時に便利
- お客様への返信を書く時間がない
- 適切な言い回しが思いつかない
- フォーマルな文章が苦手
具体的なプロンプト例
「以下の内容でお客様へのお詫びメールを作成してください。
- 納品が3日遅れることになった
- 原因は材料の入荷遅延
- 最大限急いで対応している
- 丁寧で誠意が伝わる文面にしてほしい」
ポイント
- 状況を具体的に伝える
- トーン(丁寧、カジュアルなど)を指定する
- 出力結果は必ず自分で確認・修正する
活用法2:議事録の要約
こんな時に便利
- 長い会議の内容を整理したい
- 欠席者に要点だけ共有したい
- 次のアクションを明確にしたい
具体的なプロンプト例
「以下の議事録を要約してください。
- 決定事項
- 次のアクション(担当者と期限)
- 未解決の課題
[議事録の内容をここに貼り付け]」
ポイント
- 構造を指定すると整理された出力になる
- 文字数制限を加えると更に簡潔に
活用法3:アイデア出し・ブレインストーミング
こんな時に便利
- 新商品のアイデアが欲しい
- 企画のネタに困っている
- 異なる視点からの意見が欲しい
具体的なプロンプト例
「飲食店の集客アイデアを10個提案してください。
条件:
- 地方の小さなラーメン店
- 予算は月5万円以内
- SNSの活用を含む
- 実現可能性の高いものを優先」
ポイント
- 条件を具体的に伝える
- 数を指定すると多様なアイデアが出る
- 「他には?」と追加で聞くこともできる
活用法4:リサーチ・情報収集
こんな時に便利
- 新しい分野の基礎知識を得たい
- 競合の動向を調べたい
- 市場トレンドを把握したい
具体的なプロンプト例
「中小企業のDX推進について教えてください。
- 現状の課題
- 成功事例
- 導入しやすいツール
注意点
- ChatGPTの情報は最新でない場合がある
- 重要な情報は必ず公式ソースで確認する
- 数字やデータは特に注意(ハルシネーション)
活用法5:文章の校正・改善
こんな時に便利
- 誤字脱字をチェックしたい
- より読みやすい文章にしたい
- 敬語の使い方が正しいか確認したい
具体的なプロンプト例
「以下の文章を校正してください。
- 誤字脱字の修正
- より自然な表現への改善
- 敬語の適切さの確認
[校正したい文章をここに貼り付け]」
ポイント
- 変更点の説明を求めると学びになる
- 業界用語は正しく認識されない場合も
活用法6:SNS投稿の作成
こんな時に便利
- 投稿ネタに困っている
- 効果的なキャッチコピーを考えたい
- 複数パターンを比較したい
具体的なプロンプト例
「Instagram投稿用のキャプションを3パターン作成してください。
内容:新メニューのパスタの紹介
ターゲット:20-30代女性
トーン:親しみやすく、食欲をそそる
ハッシュタグも5つ提案してください。」
ポイント
- プラットフォームを指定する(Instagram, Twitter, Facebookで最適な書き方が異なる)
- ターゲットを明確にする
活用法7:翻訳・多言語対応
こんな時に便利
- 海外のお客様への対応
- 外国語の資料を読みたい
- 自社サイトを多言語化したい
具体的なプロンプト例
「以下の日本語を英語に翻訳してください。
ビジネスメールとして適切なトーンでお願いします。
[翻訳したい文章をここに貼り付け]」
ポイント
- 用途(メール、Webサイト、カジュアルな会話など)を伝える
- 専門用語がある場合は、その分野を伝える
- 翻訳結果を逆翻訳してニュアンスを確認
活用法8:マニュアル・手順書の作成
こんな時に便利
- 業務手順を文書化したい
- 新人向けのマニュアルを作りたい
- 属人化を防ぎたい
具体的なプロンプト例
「経費精算の手順書を作成してください。
対象:新入社員
含める内容:
- 必要な書類
- 申請の流れ
- 注意点
- よくある質問
ポイント
- 対象読者を明確にする
- 具体的な項目を指定する
- 出力後に自社のルールに合わせて修正
活用法9:データの整理・分析
こんな時に便利
- アンケート結果を分析したい
- データから傾向を読み取りたい
- レポートを作成したい
具体的なプロンプト例
「以下のアンケート結果を分析してください。
- 全体的な傾向
- 特徴的な回答
- 改善への示唆
[アンケートデータをここに貼り付け]」
注意点
- 個人情報を含むデータは入力しない
- 大量のデータは分割して入力
- 分析結果は参考程度に
活用法10:企画書・提案書のたたき台作成
こんな時に便利
- 企画のアウトラインを作りたい
- 提案書の構成を考えたい
- クライアントへのプレゼン準備
具体的なプロンプト例
「以下の条件で企画書のアウトラインを作成してください。
目的:社内の業務効率化提案
内容:チャットツールの導入
対象:経営層へのプレゼン
含める項目:
- 背景・課題
- 提案内容
- 期待効果
- 導入スケジュール
- 概算費用」
ポイント
- まずはアウトラインを作成してもらう
- 各項目を深掘りして詳細を追加
- 自社の状況に合わせてカスタマイズ
ChatGPTを使う際の注意点
1. 機密情報を入力しない
ChatGPTに入力した情報は、AIの学習に使われる可能性があります。
入力してはいけない情報
- 個人情報(氏名、住所、電話番号など)
- 顧客データ
- 社内の機密情報
- パスワードやアクセスキー
2. 出力を鵜呑みにしない
ChatGPTの回答は必ずしも正確ではありません。
- 事実確認は別途行う
- 数字やデータは特に注意
- 専門的な内容は専門家に確認
3. 著作権に注意
ChatGPTが生成した文章をそのまま公開する場合は注意が必要です。
- 他の著作物に似ていないか確認
- 重要な文書は自分の言葉で書き直す
まとめ
ChatGPTのビジネス活用法10選:
1. メールの下書き作成
2. 議事録の要約
3. アイデア出し
4. リサーチ・情報収集
5. 文章の校正・改善
6. SNS投稿の作成
7. 翻訳・多言語対応
8. マニュアル作成
9. データの整理・分析
10. 企画書のたたき台作成
大切なのは「とりあえず使ってみること」です。
最初は思うような出力が得られないかもしれませんが、使い続けることでコツがつかめてきます。
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